エンディングノートを書こう⑦
エンディングノートは書くことが面倒臭いのでオススメしていません。
でも自分が死んだ後に
残された家族に迷惑はかけたくないと思っている人は、
最低限これだけは書き残しておきましょう。
シリーズ「エンディングノートを書こう」の②でお伝えしたことを復習します。
書き残しておくことは次の4つ
①私の相続人は誰?
②私の相続財産は?
③遺言書はあるのか?
④生命保険には入っているか?
相続人については
「エンディングノートを書こう③〜⑥」
今回から
相続財産について確認しましょう。
相続財産を知る目的
相続税がかかるのか、かからないのか
を事前に知っておくためです。
自分のことは何でも知っているつもりの方が多いですが
自分の相続財産がどれくらいあるのかについては
ご存知ない方が多いのが現実です。
相続財産は大きく分けると次の3つになります。
①不動産
②預貯金
③証券
④その他
個々によりお持ちの財産は違うので
平均値は意味がありませんが
日本全体の相続財産の総合計は①から③で約90%
金額ベースでは約50兆円
亡くなられた方一人当たり、約3,600万円
まず①の不動産から見ていきましょう。
あなたがお持ちの不動産は次のどれですか?
⒈持ち家
⒉分譲マンション
⒊賃貸マンション
⒋土地(更地):建物が建っていない
⒌土地(貸宅地):あなたの土地に第三者が家や事務所を立てている
⒍土地(借家建付地):大家としてマンションなどを建てて他人に貸している
※土地の説明は、分かりやすさを伝えるため簡略化した説明になっており、詳細は他条件が含まれます。
仮に全て同じ面積の土地だとしても、相続税評価額は変わります。
正確な金額は税理士に頼らないと出せませんが、
いきなり相談に行くのは費用もかかるだろうし
何となく敷居が高い。
それなら自分で調べましょう。
おおよその金額にはなりますが
私が調べ方をお教えします。
次回からをお待ちくださいね。