父親に相続の話しをするタイミング

親に相続の話を切り出すのって

難しいと思っていませんか?

 

タイミングってあるんでしょうか?

 

あるともいえるし

無いとも言えます。

相続コンサルタントなら

もっとしっかりと答えてよ、なんて声が聞こえてきそうです。

 

でも本当に

100人いれば100通りなので

一般的な話をしますね。

 

日本人の場合

死亡される場所は約8割が病院です。

これは世界的に見ると

異常なほど高い確率なんです。

介護や福祉の先進国では

病院で最後を迎える人は4割〜6割だといわれています。

(出典:医療経済研究機構の報告書より)

 

そのことの是非はここでは問いません。

 

高齢になると

どこか身体の不具合や病気になる可能性が高くなります。

その時点で入院なんてことになると

すぐに亡くならなくても

親子とも相続のことを気にかけることになります。

 

このタイミングであなたが

親に相続の話を切り出すのは注意が必要です。

プライドの高いお父さんなら

たとえ親自身が気になっていたとしても、つい

「私の身体よりも財産の方が気になっているのか」

という気持ちが湧いて

ギクシャクしてしまうかもしれません。

 

ましてや

余命宣告されてから相続の話を持ち出すのも

何となく後味が悪くなるかもしれません。

 

つまり

親が心身ともに

元気なうちに

相続対策の話をしてほしいんです。

 

一般的に

母親よりも父親のほうが子供に対してはドライかもしれません。

つまり

父親の優先順位は子どもではなく

父親自身だということです。

 

タイミング

父親自身の心が満たされている時がベターです。

自身の心が満たされていない時に

自分が死んでからの話を子どもから

持ち出されたら

いい気にはなれないかもしれません。

 

いつ父親の心が満たされているんでしょうか?

 

そのために

折あるごとにコミュニケーションを取ることを心がけてください。

 

 

父親の話を傾聴する。

特に昔のご苦労された話

ご結婚の馴れ初め

仕事のこと

これから何かしたいことはあるのか?

 

父親に興味を持てば

いくらでも聞きたいことが出てくるはずです。

 

高齢の父親が嬉しいこと

それは

娘が自分に関心を持って

話を興味を持って聞いてくれることです。

 

 

父親の心が満たされていると感じたら

父親の財産のことで

兄弟でもめたくないということを伝えるだけです。

 

くれぐれも

焦らないようにね。

 

 

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です