著作権の相続
ちょっと昔のベストセラーです。
2017年年間ベストセラーランキング第1位
91歳の時に「女性セブン」に連載されたエッセイ集
91年間生きて来られた佐藤愛子さんだからこそ書ける
自分の身体の「故障」や時代の「進歩」、周りの環境などを
痛快に切り取られている類稀なる感性にニヤリとさせられました。
ご本人は一度目の結婚でお子様が2人、ご主人はすでに死亡
(3人という説もあります)
二度目の結婚でお子様が1人、ご主人とはすでに離婚
ご本人はまだまだお元気ですが
相続が発生したらそのお子様3人(または4人)が相続人になります。
家土地財産以外に本などの出版物の印税はどうなるんでしょうか?
もちろんそこにも相続税は発生します。
その評価方法は
【 年間平均印税収入額 × 0.5 × 評価倍率 】
年間平均印税収入額とは
過去3年間の印税収入の平均のことです。
評価倍率とは
あとなん年くらい印税が入り続けるかなぁということ。
具体的には
著作物に詳しい先生の意見を基にして国税局が判断します。
『私たち庶民には印税なんて関係ないし』
って声が聞こえそうですが
もちろん私にも印税は関係ありません。
このエッセイを読んで感じたのは
90歳になっても好奇心旺盛で
元気に生きていくためには
自分の周りのややこしいことや煩わしいことは
早めに綺麗にしておいた方がスッキリするなぁ、ということです。
自分が死んだ後に
子どもたちが相続で揉めないように
ご自分の相続対策は生前のうちに
やっておきましょうね。
「はじめての相続」セミナーやります。
今週の日曜日(5月12日)に迫りました。
京都市近郊の方はまずお越しください。
知り合いに京都市在住の方が
いらっしゃればぜひお伝えください。
相続のことがよく分からんし
相続税のかかりそうにない我が家には
相続問題は関係ないわ
という方のための内容になっています。
第1回:5月12日(日)京都市東部文化会館
第2回:5月18日(土)京都市呉竹文化センター
第3回:5月25日(土)京都市東部文化会館
各回ともに内容は同じです。
来やすい場所・日をお選びください。
定員:先着10名(または5組)
参加費:通常3,000円を2,000円(元号変更キャンペーンにつき)
申込:下記「コメント」欄にお名前と参加日をご記入ください。
なお、本セミナーは相続について基本から知りたい
という方を対象にしています。
士業や相続関連の方はご遠慮いただくようお願いいたします。
今回も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。