お父さんが亡くなって、税務署から「相続税申告の案内」が届いた!
何これ?
税務署から突然に案内が届いた。
お父さんが亡くなって半年が過ぎた。
自分達でお父さんの財産を合計したら
ギリギリ相続税がかからずに済そうねって
兄弟で話し合っていたところなのに。
相続人は、お母さんと私たち兄弟が2人で、合計3人
基礎控除額は
3,000万円 +(600万円✖️人数)だから
4,800万円以下なら相続税はかからないって
本に書いてあった。
相続税の申告の期限って10ヶ月。
あと4ヶ月しかない
どうしよう。
これって税理士に頼むしかないの?
慌てちゃダメですよ、焦らないで。
税務署から送られてきたのは、おそらく
「相続税についてのお知らせ」、または
「相続税の申告等についてのご案内」ですね。
どういう経緯でこのようなお知らせを送ってくるんでしょうか?
お父さんが亡くなられて
区役所へ「死亡届」を出しましたよね。
すると役所から税務署に「死亡届」が自動的に送られます。
これは法律(相続税法第58条)で決められているので避けようがありません。
次に税務署がやることは
「KSKシステム」に照合をかけます。
KSKシステムの詳細は省きますが
要は、相続税がかかりそうかどうかを調べるシステムみたいなもんです。
これらのデータから
相続税がかかるかもしれないと推定できる人に
「お知らせ」や「ご案内」を送付するんですね。
それじゃぁ、私たちのお父さんの相続には
相続税がかかるってこと?
いやいや、税務署も断定しているわけではありません。
でも
専門家に相談して
本当に相続税がかからないかは再確認した方が無難です。
どのような人に送られてくるかというとね
・不動産の評価額が高い
・生命保険金額が多い
・証券(株式・投信・国際等)
・海外資産がある
・高所得者だった
・直近で不動産を売却した
・おじいちゃんの相続時に相続税申告をした
などの人たちですね。
思い当たることはありますか?
心配な人は士業の先生に相談する前に
まずは相続全般の専門家、相続コンサルタントまで相談してくださいね。
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