高齢化の最大のリスクは何? 備えるためのシンプルなこと!

厚生労働省から2023年の「簡易生命表」が発表されました。

男性女性ともに平均寿命が更新されましたね。

男性は、81.05歳

女性は、87.09歳

一体どこまで伸びるんでしょうか?、って最近まで言ってました。

やっとというか、自然の流れか、平均寿命が昨年より約半年短くなりました。

コロナが関係するのか、今年だけで来年からはまた伸びるのかはわかりません。

同居の母は、今年で93歳になります。

早くお迎えが来てほしいと言いながら

食欲は旺盛です。

病気になることを心配していますが

死にたくないというよりも

つらい、痛い、苦しい想いをしたくないということなんでしょうね。

元気で長生きすることは良いことだと思うんですね。

ただ、高齢化のリスクというものがあります。

この高齢化のリスクは

誰から聞くかによって、その中身は変わります。

生命保険の方に聞いてみてください。

彼(または彼女)は次のようにおっしゃいます。

①死亡のリスク

②入院のリスク

③介護のリスク

④長生きのリスク

長生きすればするほど

若者に比べて、死亡のリスクは高まります。

体力・気力の衰えから、病気入院のリスクが高まります。

認知症やケガなどで、介護が必要になるリスクが増えます。

収入が無くなっても生活費は必要なので、預貯金が足りるかどうかのリスクがあります。

②③④については、お金が必要になるので

医療保険や年金保険などの加入が必要ですね、となるわけです。

どのリスクももっともなのですが

相続コンサルタントの考えるリスクは

これらに加えてもう一つあります。

それは

「生きがいの欠如」のリスクです。

歳を重ねると

目や耳が不自由になることで、外からの刺激が少なくなります。

足腰が不自由になることで出歩くことが少なくなり

家の外とのふれあいが少なくなります。

外部環境に頼らずに

内からの好奇心や

生きがいやりがいを若いときから育んでいれば

生きがいの欠如は少なくなります。

生きがいがあれば

病気も寄せにくくなるかもしれません。

どのようにして高齢の親に生きがいを持ってもらうことが出来るのかは

100人100通りなのでここでは差し控えますが

祖母の役割

すぐに出来る簡単なことは

何でも代わりにやって上げることをやめる。

つまり、家の中での役割を持ってもらうことです。

私は家族のために役立っているという気持ちが

元気さを保つ一つかもしれません。

生きがい、やりがい、役割

これらのことを考えてあげてくださいね。

これらを一緒に考えるのも

私、相続コンサルタントの仕事です。

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