エンディングノートを書こう③
あなたが亡くなって、困る人は誰ですか?
あなたが亡くなって、悲しむ人ではありません。
そうです。
困るのはあなたが残した財産を誰がもらうのか
なかには思いもかかけないお金がもらえたと喜ぶ人もいます。
でも誰がもらうのかがはっきりと分からないと
あなたの大切なご家族は困ってしまいます。
日本では年間に約140万人の人が亡くなっています。
残される財産は約50兆円。
一人当たりでは、約3,600万円。
自分の預貯金はそれほどないし、
どこかのお金持ちの話でしょ
と思ったあなた。
分譲マンションや持ち家をお持ちなら
それを現金化すればそういう額になっちゃいます。
たとえ少ない預貯金しかなくても関係はありません。
悲しいことですが
ある程度まとまったお金を目にすると
人が変わってしまう
そんな人がいることは現実です。
あなたの財産はあなたが亡くなった後、どうなるか。
そうです、あなたのご家族で分けるんですよ。
基本、ご家族なんですが
ご家族ではなく、遠い親戚の場合もあります。
その財産をもらう人は法律で決められています。
その方を「相続人」と呼びます。
さぁ、これからあなたの相続人が誰なのかを探しましょう。
●独身の方の相続人
①あなたのご両親
②(両親ともに死亡)あなたの兄弟姉妹
③(兄弟姉妹も死亡)あなたの甥姪
④(甥姪もいない)国が没収
●ご夫婦のみ(子がいない)の相続人
①配偶者とあなたの両親
②(両親ともに死亡)配偶者とあなたの兄弟姉妹
③(兄弟姉妹も死亡)配偶者とあなたの甥姪
④(両親・兄弟姉妹・甥姪もいない)配偶者が全部
●ご夫婦(子がいる)の相続人
①配偶者と子で全て
ここには、一般的なご家族の例をあげました。
現実の世界では、もっと複雑なご家庭が多くあり
それらの全てをここに取り上げることはしていません。
その場合には、個別にお尋ねください。
今回も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。