固定資産税通知書の中身の数字はどれが肝心なの?
自宅をお持ちの方、そろそろ送られてきますよ。
何がって?
固定資産税を支払ってね、という「固定資産税納税通知書」です。
自治体によって完全には統一されていませんが4月〜6月ごろにかけてです。
大体5月上旬から中旬にかけてが多いようです。
お金の用意をそろそろしておいてくださいね。
送られてきた納税通知書を開けてみると
項目がたくさんあって
金額がそれぞれに記載されていますが
いくら見ても、何がどうで何の数字やねん?という内容です。
この数字だけは把握しておいてね、というところだけお伝えしますね。
見本をのせましたが
これがまた、各自治体によって様式が違うので戸惑われるかもしれません。
押さえておきたい数字は2箇所。
赤丸で囲った上の項目「課税地積」。
あなたの土地の広さのことです。
我が家の土地面積は知っておきましょう。
そして下の赤丸で囲った項目「土地の評価額」。
土地の価格のことですが
この数字がイコールあなたの土地の値打ちではありません。
値打ちとは、つまり
この土地を売るとしたらいくの金額か、ではありません。
この数字はあくまで固定資産税の評価額です。
売るとしたら
その時点での相場、つまり時価なので
多くの場合にはこの数字より大きいです。
でも過疎地であったり
人気のない地区なら
売値はこの数字よりも低くなります。
だから、まぁ目安として知っておいてください。
知っておいて何に役立つかといえば
相続の時です。
あなたには
元気な内に相続対策をしておいてほしいんですね。
その際に
自宅の土地の相続税評価額を知っておいたほうがいいと思うんです。
ざっくりとですが
下の計算式で大体の数字がわかります。
【 固定資産税評価額 ÷ 7 ✕ 8 = 相続税評価額 】
国が決めている公示価格というものがあり
固定資産税評価額は約70%
相続税評価額は約80%
何から相続対策を始めたらいいか分からないという方は
お気軽にお問い合わせくださいね。