固定資産税通知書の中身の数字はどれが肝心なの?-その②-
前回は
「固定資産税納税通知書」から
土地の相続税評価額の調べ方をお伝えしました。
相続税は
土地だけでなく家屋にもかかるのは知ってましたか?
土地の価格は
需要と供給の関係で変化するのですが、
一般人の私からみると
あまり変わっていないなと感じています。
バブル期は別とすれば、
首都圏を除いてあまり変化していない。
だから不動産投資を考えようという話しではありません。
つまり
土地の固定資産税は、今後もあまり下がらないと思うよ、ということです。
じゃぁ、
その土地の上に建てている家屋はどうなのってことです。
これは
明らかに年数が経つと
壁の補修や、瓦の葺き替え(最近瓦は少ないですが)、
どんどん劣化していきますよね。
家屋の固定資産税は下がっていく可能性があるということ
さぁ、今日の本題
家屋の相続税表額はどこを見るの?
下側の赤い丸
「価格/家屋の評価額」を見てください。
これは、家屋の固定資産税算出の元にする価格です。
家屋の相続税評価額はこの数字と同じになります。
前回に計算していただいた土地の相続税評価額
今回の家屋の相続税評価額
この2つの価格を
遺産分割の際の参考にしてください。
現実には
一つの家を兄弟2人で公平に分けることは
不可能に近いです。
財産の分割を公平に分けるという幻想は持たないで
遺産分割協議に望みましょうね。
どうすりゃいいの
って時にお役に立てるのは士業ではなく
相続コンサルタントです。