相続で一番大切なこと
今回でブログ100本目です。
続けてこれたのは、読んでいただく皆さんがおられるからです。
感謝!
初心に戻って
相続で一番大切だと思うことをお伝えしますね。
共感してくれる方もおられると思いますが
あくまで個人的に思うことです。
相続に関するキーワードをネット検索すると
たくさんの情報が溢れています。
ほとんどは正しいことが書かれてありますが
あくまでそれらは「正しいこと」でしかありません。
特に士業の先生方のサイトでは
教科書レベルでは100点がつく内容ですが
相続は現場で起きています。
100人いれば100通りの相続があるといわれるように
正に様々です。
同じ家族構成であっても(相続人が同じでも)
家族の歴史が違います。
皆さんのご両親はどんな性格ですか?
どんなお仕事をされてきて、今はどうされていますか?
小さい時、家族旅行などの思い出はおありですか?
あなたが就職や結婚された時、祝福していただけましたか?
お孫さんに対しての接し方は嬉しそうですか?
大きな病気やケガはされませんでしたか?
現在、同居されていますか?
それとも離れた実家でお一人でお住まいではありませんか?
そんなこと相続と関係ないって思われますか?
相続には2つの側面があります。
一つは、財産を引き継ぐこと
一つは、親の想いを引き継ぐことです。
親の想いや、ご家族間の感情のすれ違いを見ないことにして
財産の分け方だけに焦点を当てると
残念ながら揉めてしまうという場合があります。
親の想い、家族の考え方の違いは
必ずしも同じになることはありません。
でも家族が元気な内に話し合い共有することで
必ずしも公平に分けられない財産を
納得のいく分け方が出来るということが多くあります。
相続は大切な人を亡くした時から始まります。
悲しむ暇もなく、親の思いを確かめるすべもなく、財産の分け方の話し合いを始めると
そこで思いや考え方のすれ違いから
仲の良かったご兄弟の気持ちのすれ違いが始まることがあります。
血の繋がった家族がお金のことでいがみあうのは
つらく悲しいことです。
遺言書だけで解決はできません。
方法は一つ
皆が元気な内に、相続について話し合うことです。
私はそのサポートをしています。