相続は残された家族がやればいい?
ご家族の中で
一番最初に相続のことが気になるのは誰でしょうか?
あなたが親の立場だったらどうでしょうか?
自分の相続には無頓着で、まったくそんなこと気にもかけない人もいらっしゃるでしょう。
「自分が死んだら
残された家族でいいように分けるでしょう。
そんな死んだ後のことよりも
それまでの自分の生活や楽しみのほうが気にかかるわ。」
・あなたが気にかけなくても、相続は100%起こります。
その財産が、多い少ないにかかわらずです。
お元気な間、人生を楽しむのは大賛成です。
その方が、ご家族も安心してそれぞれの生活を楽しむことができます。
ただ平均寿命と健康寿命には差があって
多くの方は
ご自身が亡くなるまで
10年前後の身体の調子の悪い期間があります。
もしそうなったら
どなたにお世話をお願いしたいですか?
例えばそれが長男の嫁だとしたら
長男の嫁には一切の相続権はありません。
あなたが元気な間に
何かを残すお約束をすることも
相続対策なんです。
口約束ではなく、法的に認められる形のあるものとしてです。
「誰の世話にもなりたくない。
そうなったら、ホームに入って家族に迷惑はかけないつもりです。」
近年、認知症患者数が増えていて
85歳を超えると、女性の場合
2人に1人が認知症だという厚生労働省のデータがあります。
本人に判断能力が無くなると
親が一人住まいしていた家を売却して
ホーム入室の頭金にしようと思っていても
ご家族でも親の家の売却はできません。
ホーム入室のための契約書も家族でも出来ない場合があります。
でも元気なうちなら
それらも解決できる制度があります。
認知症への備えも
相続対策なんです。
これからの人生を心置きなく楽しむために
元気なうちの相続対策で
すっきりとされることをオススメします。