空き家がある、相続登記もしてない、さぁどうする?
空き家が多いんです。
これって何となく聞いたことないですか?
そう思って家の近所を歩いてみると、確かにポツポツと空き家があります。
不動産会社のノボリが立っていたり
明らかに誰も住まわれていない家があります。
約349万戸あるんです。
(総務省/土地統計調査2018年10月1日時点)
空き家のまま放置されていると、色々な問題が出てくることがあります。
古くなれば倒壊の危険
放火による火事
資産価値は減少するのに、固定資産税の支払い
ご近所からの苦情対応、などなど
そんな家に限って
相続登記がされないままに放置されています。
相続登記をされない理由の多くは
相続発生時にその家土地を誰が相続するのかを決めておかなかったからです。
その上に、相続登記ってお金も手間もかかるので
自分が住むのならまだしも
相続人通しで、関係がややこしくてもめていたら
誰でも放置したくなりますよね。
相続登記をせずに放置しておいても何も罰則がないんですから。
さぁ、でもこれからはそうはいかなくなりそうです。
何がって?
相続登記をせずに放置しておいたら罰則があるぞ、って法律が出来たんです。
2024年1月から、相続登記が義務化されます。
具体的には、不動産取得を知った日から3年以内に登記をしないと罰金が生じます。
今のところ、10万円以下の罰金になる予定です。
まだ3年先の話や、なんてのんびりしないでくださいね。
今、すでに登記をしていない空き家があるのなら
すぐに関係者(家族や相続人)に連絡を取って話し合ってください。
今まで何もせず放置していたのなら、
今動き出さなかったら、ずっと先送りにしたままで、すぐに3年後がきてしまいます。
どう動いたらいいのか分からない
そんな方は、相続コンサルタントを思い出してくださいね。