偽造されて泣き寝入り

日本の年間死者数は約140万人

相続される財産は約50兆円

(野村資本市場研究所2015年推計)

 

日本の2019年国家予算一般会計の約101兆円と比較すると

毎年のように大きなお金が

亡くなった方から

ご家族を中心とした相続人に移動しています。

 

その内容は

不動産が約36.5%(国税庁2017年分)

 

相談者(Aさん)の祖父(母の父)は

土地をたくさん持っておられたようです。

 

祖父が亡くなった後に

疎遠になっていた叔父さん(母の弟)が

相続放棄するように乗り込んできたらしいです。

 

余りにも一方的な申し出に腹を立てた父は母に署名をさせず

叔父に帰るよう促したところ

その叔父さんは近くにあった灰皿を振り上げて激昂し

恐ろしいような剣幕だったそうです。

 

その後

祖父の土地は知らぬ間に第三者に売却されており

その叔父さんは今は行方不明の状態です。

ちなみにAさんの母は一円の相続もしていません。

 

本来であれば

祖父の土地は

相続人である母と叔父の二人のものです。

二人の署名がなければ

叔父一人の判断で祖父の土地を売却することはできません。

 

叔父の行為は

おそらく文書偽造でありこれは犯罪行為です。

 

でも結局

Aさんもそのお母さんも

弁護士や警察に届けることをしない選択をされました。

 

その理由は

その叔父とは二度と再会したくないという気持ちと

身内から犯罪者を出したくないという気持ちからのものです。

 

相続問題は

相続が発生してからでは対策できることが限られています。

 

あとの祭りですが

祖父が元気なうちに

みんなで相続について話し合う場を持たれていれば

誰もが嫌な思いをせずに済んだのにと

強く感じました。

 

 

「はじめての相続」セミナーやります。

京都市近郊の方はまずお越しください。

知り合いに京都市在住の方が

いらっしゃればぜひお伝えください。

 

相続のことがよく分からんし

相続税のかかりそうにない我が家には

相続問題は関係ないわ

という方のための内容になっています。

 

第2回:5月18日(土)京都市呉竹文化センター
第3回:5月25日(土)京都市東部文化会館

各回ともに内容は同じです。

来やすい場所・日をお選びください。

定員:先着10名(または5組)

参加費:通常3,000円を2,000円(元号変更キャンペーンにつき)

申込:下記「コメント」欄にお名前と参加日をご記入ください。

 

なお、本セミナーは相続について基本から知りたい

という方を対象にしています。

士業や相続関連の方はご遠慮いただくようお願いいたします。

 

今回も

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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