相続手続きの期限はすぐにくるで。
相続手続の完了には期限があるって知ってました?
お父さんが亡くなって
そろそろ相続について家族で話し合おうか
って多くの人が考え始めるのが
49日を過ぎたあたりから。
すでに2ヶ月近く経っています。
相続手続の完了までの期限は10ヶ月と決められています。
「まぁ、まだ8ヶ月あるし大丈夫やろ」
いやいや、呑気なことしてられません。
もしもお父さんに借金が多かったら「相続放棄」をします。
親の借金は子供が払わなきゃいけないんです。
とはいっても
親の借金を払うってきついですよね。
この「相続放棄」の期限は3ヶ月です。
放棄するかどうかは
お父さんの財産がどれくらいあるか知る必要がありますよね。
持ち家なら、家土地の評価額を調べましょう。
預金通帳などを探しましょう。
ひょっとしたらネット銀行にも預金があるかも。
投資信託や株式取引もされているかも。
これもネット証券でやっているかも。
だってSBI証券1社でも口座開設数は480万口座あるんです。
貸金庫はありませんか?
自家用車も遺産なんですよ。その評価額は?
さてそして借金を調べましょう。
(その調べ方については次回説明します)
プラスの財産と
マイナスの財産(借金など)を比較して
マイナスが多ければ
「相続放棄」を検討します。
その期限は3ヶ月です。
49日から「相続放棄」の申告までを
1ヶ月ほどで出来ますか?
まぁ、大体お父さんが借金をされる方かどうかは
家族であれば想像はついていると思います。
まだ安心してはいけません。
マイナスの財産は借金だけではありません。
連帯保証人も相続されるんです。
お父さんが優しくて人のいい方であれば
お世話になった人や友人からの連帯保証人のお願いを断れないかもしれません。
相続手続の話し合いは49日まで待たず
初七日くらいからは
始めましょうね。