お一人さまの選択肢
お一人でお住まいの方はたくさんいらっしゃいます。
生涯、独身の方もおられます。
私の友人(中学・高校の同級生)にも数人います。
離婚して一人だという友人もいます。
配偶者と死別して、一人だという友人もいます。
日本全体で何人のお一人さまがおられるんでしょうか?
日本全体では、1,934万人(人口問題研究所2020年推計)。
全世帯数の35.7%です。
65才以上では、702万5千人。
75才以上になると、395万8千人。
ご自身の病気・介護・その他不安要素はあると思いますが、
あなたの残された財産はどうなるのかご存知ですか?
いわゆる相続です。
もちろん一人でお住まいでも
家族が別の場所に住まわれている方は多いです。
私の長男も千葉県でひとり暮らしをしています。
血縁や法定相続人がいらっしゃれば
その方たちに
あなたの財産は引き継がれます。
仮に
家族は誰もいない。
ずっと独身だったし、これから結婚するつもりもない。
もちろん、子どもも作っていない。
親は高齢ですでに亡くなっているし
一人っ子だから兄弟もいない。
その場合
あなたが何の意思表示もしなければ
あなたが亡くなった後の
あなたの財産は国のものになります。
それは国のためになるので良いことでもあるかもしれませんが
もう一つの選択肢があります。
それは、遺言書を書くということ。
あなたが将来亡くなった後の
自分の財産をどうするか
それを自分で決めておくことができる方法
法律上有効な手段の一つが
遺言書を書くということ。
一人で生きてこられたあなた
自らの最期もご自身で決めたくはありませんか?
遺言書作成で大切なことをお伝えします。
遺言執行人を指名しておくことです。
遺言執行人とは
遺言通りに財産を責任持って分けてくれる人のことです。