お父さんは聞き耳を立てている、遺言書を書いた人。
あなたのお父さんに
ぜがひでもやってほしいことがあります。
それは、遺言書を書くことです。
遺言書には大きく分けて2つ
一つは、公正証書遺言
一つは、自筆証書遺言
日本人の性癖の一つに
周りがやっているから
自分もやらなきゃ、って思う人多いような気がします。
それじゃぁ、遺言書って何人くらいの人が書いてるんでしょうか?
まず、公正証書遺言です。
公正証書遺言を作成している人は
日本公証人連合会が公表しています。
2011年:78,754件
2020年:97,700件
この10年で1.24倍になっています。
ちなみに
2020年はコロナ禍で減少していますが
2019年は、113,137件
自筆証書遺言の作成者はどうでしょうか?
これは文字通り
自分で書いて、自分で保管するので
その実態は
今までは分かりにくかったでした。
それが
2020年7月からの新しい制度で
法務局で保管してくれるようになったんですね。
法務省の全国アンケートからの推計によると
55歳以上で、すでに遺言書を作成したよ、という人が
2,117,105人
へぇ〜、210万人もいるんやね。
その内、法務局へ保管したいと思っている人は
892,935人
約42%です。
自分で書いたものは
自分で好きな所に保管したい人の方が多いんですね。
お上の信用度は半分以下なんでしょうかね。
これから作成したいと考えている55歳以上の人は
9,927,157人
何と、990万人以上ですよ。
合わせると
1,200万人を超えますね。
さぁ、ここからが本題です。
あなたのお父さんに遺言書を書いてもらう情報として
これらの数字はお役に立ちそうですか?
まずは
お父さんにゆるやかなボール球を投げます。
いきなり直球勝負は避けたほうがいいと思います。
つまりこういうことです。
どこかのタイミングで
あなたはお母さんに話しかけます。
「ねぇねぇ、日本で遺言書って何人くらいの人が書いてるか知ってる?」
リビングでくつろいでいる
お父さんに聞こえるように言います。
お母さんが答えます。
「さぁ、1万人くらいかしらねぇ。」
「私も聞いてびっくりしたんだけど、300万人いるんだって。これから書こうと思っている人が1,000万人近くもいるらしいよ」
(公正証書遺言が約89万人、自筆証書遺言が約211万人)
びっくりしたお母さんがお父さんに言います。
「お父さん聞いた?
遺言書を書いてる人が、300万人もいるんだって。」
お父さんはきっと
テレビを見るふりをして
母と娘の会話に聞き耳を立てていたはず。
最後は
あくまでお父さんの選択です。
お父さんが書く気になった時に
さりげなく
情報だけは伝えておきましょう。
「遺言書を作るお手伝いをしてくれる、相続コンサルタントっていう仕事があるんだって。」
これ、私のことです。
お父さんがその気になってもならなくても
まずは、ご相談くださいね。
↓ ↓ ↓
heartbeing@tatsmi-fp.com