被相続人
今、あなたの年齢が60歳台だとしましょう。
ご両親の年齢は、80歳台から90歳台でしょうか。
ご両親がご健在なら、まだ相続の経験はされていないと思います。
そもそも相続とは、何でしょうか?
ブリタニカ国際大百科事典によると
『人の死亡によって死者に属していたものが包括的に一定の物に承継されること。』
とあります。
何となく分かると思いますが、難しい言葉も使われてますよね。
このブログでは
相続経験のない人に向けて
相続対策のことを
基本中の基本からお伝えしていきます。
その目的は、
事前に相続における知識を持っていただいて
必要以上の相続税の支払いや
家族間での不要なトラブルを
回避してほしいからです。
まず、1回目は
絶対に覚えていただきたい言葉があります。
被相続人:死んで、遺産を残す人。
法定相続人:法律上、遺産をもらう権利のある人。
相続人:遺産を実際にもらう人。
早速ややこしいですね。
権利のある人がもらうんだから
法定相続人と相続人は同じ・・・
とは限らないんですよね。
つまり
権利があっても遺産をもらわない
「相続放棄」という制度があります。
被相続人に遺産よりも多額の借金がある場合などですね。
相続は
プラスの財産だけではなく
マイナスの財産(借金)も相続することになるんですね。
また、権利がなくても
被相続人が遺言で
「愛人に財産あげる」って書いてあれば
愛人は相続人となり、遺産をもらうことができるんですね。
そんなこと許せない
って思ってますよね。
そういったことも含めて
皆さんに分かりやすく
伝えていきますね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。