遺産分割でもめたら、まず調停

遺産分割でもめてしまい

家族だけではまとまりそうにない。

 

あなたならそんな時どうしますか?

 

家庭裁判所に申し出て

調停をしてもらうわけですよ。

 

調停委員っていう人が

もめてる当事者それぞれの話や言い分を聞いて

妥協点がないか

譲歩出来る点はないか

一緒になって

まとまるように進めてくれるわけですね。

 

この調停委員っていうのは

職業的に弁護士などの士業の先生が多いのですが

一般の方もいらっしゃいます。

 

まとまるかどうかは

調停委員の力量もあるでしょうが

あなたのかかえているトラブルの根の深さも大きな要素かもしれません。

 

その力量の話ですが

使命感を持って

弁護士がボランティア精神でされている場合
(報酬が安いので社会貢献に前向きな人が多い)

 

片や、名誉職として法的な知識はお持ちでも

実体験の経験が少なく

スムーズに調停が進まないこともあるようです。

 

ここで話がまとまらなければ

次に審判となります。

これは裁判なので

ここにいっちゃうと

もう元通りの家族には戻れません。

 

家庭裁判所へ調停を申し立てに行った時点で

すでに家族の間を元通りにするのは難しいのかもしれません。

 

結論は

調停に持ち込む前に

遺産分割の前に

あなたの親が亡くなる前に

家族全員で話し合い(家族会議)の場を持ちたいですね。

 

その時は

話の軸がずれないように

間違った相続の知識のまま進まないように

どなたか一人だけの考えが押し通されないように

相続コンサルタントに相談してくださいね。

 

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