遺言書を書く時に大切なことは、内容よりも?

遺言書を書こうと思い腰を上げたお父さん

 

 

遺言書は大きく分けて2種類

知ってましたか?

公正証書遺言と自筆証書遺言(正確には他にもあるんですが、この2つだけ覚えておいて大丈夫です)

 

気軽に書きたいからと

選んだのは自筆証書遺言

でも本音は、費用が安くて済むから。

紙とペンだけあればええんやからね。

この費用の安さは魅力やね。

 

ここでの落とし穴

法律に則った書き方ができているか?

これが出来てないと

遺言書として認めてもらえない。

 

その内容は

相続人(財産をもらう人)の全員が納得するものか?

家族で相談をせずに

お父さんの思い込みと独りよがりの分け方をしていれば、

揉めなくてもよかった家族の中に

不協和音が鳴り出して

最悪

遺言書があったがために

家族や兄弟でケンカになってしまう。

 

次は保管場所をどうするか?

自宅よりも安心な所があります。法務局で保管してくれます。

いくら安く済ませたいからといって

ここまでケチっちゃダメですよ。

 

自宅で保管したらタダ。

それはそやけど

万が一の時に

家族がその遺言書の場所を見つけられなかったり

早くに見つけられて中身を見られ

改ざんされたり

破棄されたり

自宅での保管はやめといた方がいい。

貸金庫もあかん。

 

だって

お父さんが死んだら

貸金庫をすぐに開けることができない。

これが面倒で

相続人全員の戸籍謄本や印鑑証明、同意書など

時間と手間がかかる。

 

悪いこと言わないので

保管場所は法務局にするように

お父さんにはくれぐれも伝えてくださいね。

 

そこでは一応

外形的なチェックはしてくれます。

が、内容のチェックは一切してもらえません。

 

遺言書で大切なのは

一番は、法的に問題ないか。

次に大切なのは

その分け方にしたのは何故か

ということを

遺言書と一緒にお手紙として添えているかどうか。

 

ここやで

肝心なのは

 

これを付言事項と言います。

法的には全く関係のないものやけど

 

人は論理的なことよりも

感情に動かされる。

 

ここんとこ

よく聞いておいてね。

 

遺言書の中身、財産の分け方をどのようにしてもええけど

何故、そのような分け方にしたのかを

お父さんの言葉でしっかりと

家族のみんなに響くように書くこと。

 

これ

あなたの言葉で

お父さんにちゃんと伝えてくださいよ。

 

遺言書作成の時は相談してくださいね。

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