土地の値段って一つとちゃうで。
この家20年前に買った時3,000万円やった。
相続の価値は、大体2,500万円くらいかなぁ。
私の友人がこんな風に言ったので
「その金額ってどうやって出したん。」
いや、ただ何となく。
そうです、
不動産の価値って何となくよく分からないですよね。
そう、本当によく分からないんですよ。
だって
一つの土地の価格は5つあるって言ったら驚きますか?
①公示地価
②基準地価
③相続税評価額
④固定資産税評価額
⑤時価
以上の5つです。
①公示地価
国が決めた土地の価格。
毎年1月1日を基準。
②基準地価
都道府県が決めた土地の価格。(国がきめた価格を修正)
毎年7月1日を基準。
6月までは公示価格だが、7月からはこっちが優先かな。
③相続税評価額
主に路線価ともいわれたりして「公示価格」の80%
名前の通り、相続税の計算はこれ。
④固定資産税評価額
公示価格の70%
毎年6月ごろに送られてくる「固定資産税通知書」に載っている価格
⑤時価
実際に土地が売買される価格
人気のある場所なら、公示価格の数倍の場合もある。
遺産分割協議の時はこの時価を基準にします。
公示価格や相続税評価額とは違うので気をつけましょうね。
相続で使うのは③と⑤の二つ。
相続財産の資産をしたり、相続税を払う時に参考にするのは「相続税評価額」
でも財産の分け方を話し合う時は「時価」
この「時価」を調べる方法の一つがこれ
国の隅々までは分からないけれど
大体ならこれでいいかな。